豆腐といえば柔らかい食べ物というのが当たり前のようですが、実は固いお豆腐があるのです。
白山の麓、旧白峰村では古くから「堅豆腐」と呼ばれる固いお豆腐が食されてきました。
なぜ、堅豆腐がこの地域で食されているかという由来については「地域の人々が信仰していた浄土真宗に関わりがあるから」「山間部なので持ち運びしやすいように」「中国から伝わった豆腐の作り方が山間部だけ残った」など諸説あるようです。 |
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大豆の良さがギュッとつまっています |
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普通の豆腐の水分量と比べると堅豆腐はぐっっと低くなります。
また、色も真っ白ではなく少し黄色みがかった色をしています。
それは大豆のうまみが染み出しているからなのです。
たくさんの丸大豆を贅沢に使用し、大豆のよさをギュッと凝縮した豆腐、それが堅豆腐なのです。
また、国産のタマホマレ大豆を100%、にがりも天然にがり100%を使用していて、素材にもしっかりとこだわっています。 |
生搾り製法の豆腐 |
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一般的に豆乳を作る際、水につけた大豆をひいてから煮て搾る方法を用います。
しかし、水を吸っただけの生の大豆は煮たものより固く、搾るには力が必要なので時間も手間もかかってしまいます。
上野とうふ店の場合、『生しぼり』と呼ばれる製法で豆乳を搾ります。この製法は豆腐作りが中国から伝わった頃の伝統的なもので、煮立てる前に豆乳とおからを分離させます。
こうする事によって純粋な豆乳が搾れ、大豆本来の味や甘みが引き立つ豆腐が作られるのです。 |
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【セット内容】
堅豆腐×3、くずし豆腐×1
【賞味期限】
堅豆腐 製造年日より6日間
くずし豆腐 製造日より5日間